プレミアムブランドの秘密

【さがなし プルミエ】生産者の努力と愛情がたっぷりと詰まった佐賀県の宝

佐賀県は、施設栽培による梨の生産量が全国1位。全国で最も多く栽培されている品種「幸水」についても、施設栽培は佐賀県が全国1位の栽培面積を誇ります。そんな日本一を誇る「さがなし」の中でも、最高の美味しさと外観を持つものだけが名乗ることができる「さがなしプルミエ」は、生産者の努力と愛情がたっぷりと詰まった佐賀県の宝。一年のうちの限られた期間しか販売されない、まさにプレミアムなフルーツなのです。

[point1]全国に誇る「さがなし」の栽培方法

長い歴史のある「さがなし」は、ハウス栽培やトンネル栽培で育てた施設栽培の生産量が全国でトップ。そこには。産地の自然の恵みを活用しながら、他産地とはひと味ちがう工夫が取り入れられた栽培方法に秘密がありました。
施設栽培の歴史

「さがなし」の歴史はおよそ110年。県内における梨栽培面積の9割が県の西南地に位置する伊万里市です。穏やかな気候である伊万里市を中心に、昭和40年代後半より県の開発事業として栽培面積が一気に拡大し、数年後にはハウス・トンネルの施設栽培が盛んになりました。
早くから収穫できるハウス栽培の中でも室内で加温して出荷を早める「加温栽培」、温室内で栽培はしながらも加温をしない「無加温栽培」、そして「トンネル栽培(屋根だけにビニールをかける栽培法)」の3種類を併用することで収穫の時期をズラすことができ、長期間にわたっての出荷が可能になりました。
その結果、平成5年ごろには施設栽培の大産地として全国で知られるようになったのです。

甘くて、シャリッとみずみずしい「さがなし」独自の栽培方法

「さがなし」の一番の特徴は、生産者が愛情込めて梨の木を健全に管理することで梨本来の風味や食感をお楽しみいただけることです。その一環として多くの梨農家が、地元の畜産農家から出た発酵堆肥を使用した土作りに力を入れています。有機質の肥料をたくさん与えて土を活性化させているため、木はすくすくと育ち、自然な甘さが生まれるのです。また、実に袋をかけずに栽培する「無袋栽培」も、虫食いや日焼け対策などの手間ひまはかかりますが、陽の光をたっぷりと浴びさせることで梨本来の甘さが引き出されるため、佐賀県では欠かせない栽培方法のひとつになっています。そして、生産者の梨に対する想いも他産地に負けていません。施設栽培の面積が全国1位、それに従事する生産農家は195戸という大所帯ながらも、産地では盛んに情報交換が行なわれています。「いい梨を作ろう」という一人ひとりの高い意識と、生産農家の強い結束力こそが「さがなし」の美味しさの秘密となっているのです。果実の密度が高く、シャリっとしたみずみずしい食感が特徴の「さがなし」。それは、独自の栽培方法と生産者の熱い想いによって育まれていました。

ハウス内の様子
陽の光をたっぷり浴びた「さがなし」は、果実の糖度が高く、
シャリっとしたみずみずしい食感が特徴。

幸水
施設栽培による「幸水」生産量は佐賀県が全国1位です。

[point2]出荷されるのはわずか1ヵ月間だけの「さがなしプルミエ」

佐賀県独自の栽培方法で生まれた「さがなし」の中で、最高に美味しくて美しいとされるのが「さがなしプルミエ」です。それは、厳しい生産基準と出荷基準をクリアしたものだけに限られるため、非常に希少価値が高く、店頭でもなかなかお目にかかれません。
生産基準

「さがなしプルミエ」の生産方法は、佐賀県内のハウス栽培またはトンネル栽培の施設栽培に限定。品種については、日本の梨を代表する品種であり、佐賀県で最も多く栽培されている「幸水」に指定。酸味が少なくて糖度が高く、シャキシャキとしたみずみずしい食感が特徴です。大きさは3L(358g)以上のもの。
さらに、佐賀県の一般的な「幸水」の出荷時期は7月〜8月いっぱい頃までですが、プルミエはその中でも施設栽培日本一の利点を活かして他産地に先駆けて出荷できる7月上旬〜7月下旬という、限られた期間に出荷できるよう生産されたものだけとなります。

出荷基準

「幸水」の平均糖度が12度に対して、プルミエと名乗ることができるのは糖度13度以上のもの。
光センサー選果機で梨一つひとつの糖度や熟度を測定し、食べごろのものが厳選されます。そしてそこからさらに傷などがないか、着色がきれいかなど、職人の手と目視によって見た目の美しさが厳しくチェックされるため、市場へと出荷される「さがなしプルミエ」は佐賀県の梨生産量のうちのごくわずか。店頭で出会うことができればラッキーな梨なのです。

ハウス内の様子
土作りから枝の管理まで、愛情込めて作られています。

出荷の様子
厳しい基準をクリアしたものだけが「プルミエ」として出荷されます。

最高級をつなぐ人、届ける人

選び抜かれた最高級の「さがなし プルミエ」が生み出されるまでには、いろんな方たちの手が加わっています。
一個一個には、佐賀の人々の愛情とこだわりが詰まっています。

生産農家
JA伊万里 梨部会 南波多支部 部会長 前田 勝教さん

伊万里市のおよそ2ヘクタールの畑で、奥様と息子さんの家族3人で梨園を営む前田さん。幸水、豊水、新高の3種類の梨をハウス栽培、トンネル栽培、露地栽培で育てていらっしゃいます。ちょうど収穫最盛期の7月、広々とした畑に広がる梨棚では出荷のための作業が黙々と行なわれていました。それでも、にこやかに対応をしてくださる前田さんに、梨栽培で一番大切にされていることを尋ねてみると、土作りであることを教えてくださいました。『土の中の根っこが正常に成長しているかどうかを見極めることが大切ですね。栽培年数が経ってきたら、堆肥などの有機肥料をまいて、土を活性化させることが何より重要だと思っています』。「さがなしプルミエ」を生み出していくためにも、基本中の基本である土作りには一層の力を入れていらっしゃるそうです。
また、梨栽培では細かな作業が一年中続き、苦労が絶えません。そんな中でもやはり大変なのは自然災害。風が強いと実が揺れて枝にあたっただけで傷が付くため、スポンジのクッションを枝に施すなど、梨一個一個に細かい手間がかけられています。『台風がくれば実が落ちて台無しです。プルミエはそれもすべてクリアしたものになるので本当に貴重ですよ』。
まさに、前田さんをはじめとする生産者のみなさんの苦労の賜物と言えるプルミエ。『最高品質の梨をたくさん作って、プルミエをもっともっと市場に出していきたいですね。そのために、梨農家みんなが一致団結して、頑張っていこうという高い意識でいます。梨作りは基本の繰り返しだからこそ毎年、気持ちを新たにして切り替えることを大切にしています』と、最後に語ってくださった前田さん。そばには前田さんの手によって摘まれ、箱にきれいに並べられた梨たちが、出荷されるのをうれしそうに待っていました。

伊東 克明さん
[ 取材日:2014年7月15日 ]

「さがなし プルミエ」販売店

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