プレミアムブランドの秘密

【The SAGA認定酒】生まれもThe SAGA、うまさもThe SAGA。

肥沃な大地・佐賀平野を有する佐賀県は日本有数の米どころで、古くから日本酒を造る酒蔵が多く、九州においても佐賀は日本酒県と言われているほど酒造りが盛んな土地です。そんな佐賀の日本酒の中で、品質とおいしさが保証されたものが「The SAGA 認定酒」。原材料も醸造法も、そして味わいや香りも全てにおいて専門家たちが太鼓判を押した、佐賀県が全国に誇るとっておきのお酒なのです。

[point1]「佐賀県原産地呼称管理制度」とは

味と品質に優れたものを提供しようと、日本酒と焼酎を対象に佐賀県がスタートさせた「佐賀県原産地呼称管理制度」。日本酒をその対象にしているところは国内でも珍しく、佐賀県ならではの特長が生かされた制度と言えます。

フランスのボルドーワインと聞けばすっかり世界のブランドワインとしてお馴染みですが、そのブランド化に貢献したのがフランスで制定された原産地呼称統制法です。その制度をルーツに、佐賀県もより良いものを届けようと、佐賀県産の原料100%を使用して味や品質に優れた製品を認定する「佐賀県原産地呼称管理制度」を平成16年にスタートさせました。 佐賀県では、日本酒と焼酎の分野でこの制度を取り入れています。それは佐賀県が昔からきれいな水や酒蔵があったことに加えて、地元(県内産)の酒造用の米が手に入れやすいという、酒造りに恵まれた環境にあったからです。
この「佐賀県原産地呼称管理制度」によって毎年、春と秋に佐賀県が自信をもっておすすめする佐賀のお酒「The SAGA認定酒」が選定されます。

3つの証 <品質とおいしさの保証>
【純米酒】
  1. 1.佐賀県の米・水を100%使っています。
  2. 2.佐賀県の蔵元が醸造しました。
  3. 3.味や香り、バランスに優れ、味覚審査で合格した純米酒です。
 
【本格焼酎】
  1. 1.佐賀県の米・麦・水を100%使っています。
  2. 2.佐賀県の蔵元が醸造・蒸留しました。
  3. 3.味や香り、バランスに優れ、味覚審査で合格した本格焼酎です。


味覚審査では審査員の目・鼻・口でのみ判別されます。
その為、審査員の主観を排除する為、
すべてのお酒は同じボトルに入れられ番号のみつけられます。


佐賀県原産地呼称制度で
認められた銘柄には、このマークが貼られます。

[point2]なぜ、佐賀県は日本酒が主流?

焼酎王国・九州で、なぜ佐賀は日本酒県と呼ばれるのか。それは日本酒造りには、質の高い米と清らかな水が欠かせないことに関係します。

広大な佐賀平野を有する佐賀県は全国でも有数の米の産地。また、北の脊振(せふり)山系、南の多良(たら)山系の良質な伏流水が豊富な地域で、昔から日本酒造りに欠かせない原料に恵まれていました。江戸時代には佐賀藩(鍋島藩)が米を売るより酒を売ろうと、酒造りを奨励したほど。それは、貴重なお米をお酒に使用できるほど、佐賀県が豊かだったとも言えます。
今でも、農家の方々の努力にもよって良質な酒造好適米が手に入りやすいことが、佐賀のお酒の質の高さにつながっています。また、県内には多くの蔵元があり、酒造密度(面積に対する酒蔵の数)は全国でもトップクラス。九州の中では一番、日本酒を飲む県とされています。これらも、佐賀が日本酒県と言われているゆえんのひとつです。


江戸時代より長崎街道へ通じる宿場町として
栄えた鹿島市浜町は、当時から酒造りが盛んな地区で
今でも酒蔵が残るまちなみは
通称「酒蔵通り」と呼ばれてい ます。

[point3]佐賀の日本酒の特徴は?

味が濃くて、旨味が強い佐賀の日本酒。そんな地元で愛されてきた味わいが昨今、全国で認められるようになってきました。それは時代のニーズにマッチしたこと以上に、蔵元のこだわりと絆が生み出す酒造りの質の高さに秘密があるようです。

佐賀の蔵元たちは、酒造りの知識や技術を惜しみなく共有し、昔から変わらない旨味に優れたお酒を造り出すことを得意としてきました。お米の栄養を多く残し、旨味の元となるアミノ酸の含有量を増やすことで、地元佐賀県民の嗜好に合った“濃醇な”味の酒造りを代々受け継ぎ作り出してきたのです。“淡麗辛口”がブームになっていた時代は移り、様々な価値観の中で生きる現代人にとって、自分に合うお酒として“旨口”が選ばれるようになったのも、昨今、佐賀のお酒が全国で認められるようになってきた理由のひとつかもしれません。
しかし、それ以上に魅力として挙げられるのが、蔵元のこだわりと絆が生み出す酒造りの質の高さです。
佐賀の酒造りの特徴ともいえる蔵同士の盛んな交流は、昔から蔵人たちの意識を高めてきました。知識や技術の情報交換により、佐賀全体のお酒のレベルは今日もますます向上しています。ライバルであり仲間でもある蔵元のこうした伝統の絆づくりが、質の良いお酒を生み出し、佐賀のお酒の一番の強みにもなっているのです。


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[point4]世界でSAKEブーム?佐賀の日本酒が世界一に!

米と水というシンプルな原料を高度な製法によって複雑な味に仕上げる世界でも類のないお酒・日本酒。今や、世界中から注目を浴びてSAKEブームを巻き起こしています。

海外の日本食ブームに伴って、年々増え続けている日本酒の輸出量。近年では、日本のゲームやアニメなどのオタク文化を含めたジャパンムーブメントの流れのなかで、SAKEソムリエの登場やフレンチと日本酒のコラボレーションなど、海外で“日本酒=クール”というイメージが広まりつつあります。
それを物語る話として、イギリスで毎年行なわれている世界最大級のワイン品評会「IWC」では2007年にSAKE部門が設けられ、2011年には佐賀の日本酒がSAKE部門で最優秀賞である「チャンピオン・サケ」を受賞。世界一の日本酒という評価を受け、その結果、国内でも佐賀県の日本酒がより注目されるようになりました。
このように昨今では、積極的に海外へ出て、佐賀のお酒の魅力を拡める蔵元も多くなりました。
国内、海外から熱い視線を浴びている佐賀県の日本酒。私たち日本人も世界に誇れるお酒をたくさん味わい、触れながら、自分好みのお酒を見つけて日本酒を楽しんでいきたいですね。


すぐれた技術と経験を持つ
蔵人たちによってのみ産み出される日本酒は、
まさに日本人ならではのこだわりの結集。

最高級をつなぐ人、届ける人

蔵人
佐賀県酒造組合 会長 古賀釀治さん

元禄元年(1688年)創業、佐賀県最古の造り酒屋「窓乃梅」の13代目である古賀さん。現場の酒造りを息子さんに引き渡しつつ、佐賀県酒造組合の会長として佐賀のお酒に関わっていらっしゃいます。
若手が担う時代となった現在の酒造りの世界は、技術の進歩で昔に比べると格段に早く良い酒が造れるようになった反面、杜氏による伝統的な酒造りが少なくなり、昔を知る古賀さんにとっては少し寂しい思いもあるようです。ですが、佐賀のお酒の特徴である「旨味が強い」味わいは、昔から今にしっかりと引き継がれ、全国はもとより世界から注目されるほどに。「佐賀の蔵元はみんな、地元の人においしいと言ってもらえる酒造りを目指しています。東京で売れるお酒ではなく、地元で愛されるお酒を造ることが佐賀のスタンスなんです。これまでプライドを持って、地道に良質な酒を造り続けてきたことが評価されたんじゃないですかね」と、古賀さん。加えて質の良い酒造好適米が豊富にあること、そして蔵元の団結力が、佐賀のお酒の一番の魅力だともお話してくださいました。
「佐賀県の純米酒の伸びは、ここ約10年のあいだ、全国上位の伸び率です。これは、佐賀県原産地呼称管理制度によって佐賀のお酒のレベルが上がった証と言えるでしょうね。どこに出しても恥ずかしくない、質の良いお酒ですよ!」と、まるで我が子を自慢するように熱く語ってくださった古賀さん。今後は旨味を生かした甘酸っぱくてフルーティーな純米酒の展開に期待を高めていらっしゃいます。
日本酒は肌にもいいんですか?とお尋ねすると「アミノ酸が多い純米酒は肌にいいのは間違いないですよ。それに、適量を守れば悪酔いすることも少ないです。私も飲んだ翌朝は肌がしっとりしています。だから女性は純米酒を飲まんといかんとですよ。それも、佐賀の酒を飲まんばいかんとですよ!」。それは、古賀さんのつやつやとしたお顔を見れば一目瞭然。愛すべき佐賀のお酒を多くの人々に知ってもらおうと、意気揚々と取り組まれている姿がとても頼もしく見えました。

古賀釀治さん
地酒専門店
地酒処 山田酒店 山田晃史さん

佐賀の日本酒と焼酎をメインに国内外のおいしいお酒を扱う地酒専門店「山田酒店」。55年を誇る佐賀の老舗酒屋の3代目となる山田さんは、日本酒の市場を広げることに力を注いでいきたいと言われます。「佐賀の中でも街中にある立地を活かして、お酒の大学のような存在になるのが夢ですね。楽しみながら日本酒の基本を学べる、セミナーや勉強会などを開けたらいいなと思います」。日本酒に触れたことがない人や、日本酒に良いイメージを持っていない人にも「この白身の魚にはこの酒が合うよねとか、おでんにこの熱燗は感動ものやねとか、飲んだ人でしか分からないお酒と料理のマリアージュをぜひ楽しんでもらいたいです。料理との相性によっておいしさが何倍にも広がるのが日本酒の最大の魅力ですから」と、うれしそうに語る山田さん。
さらに、地元の酒屋だからこそ、佐賀のお酒の価値を高めていくことが使命だとも話されます。「お店からもどんどん佐賀の蔵元の紹介をしていきたいと思っています。どんな人が、どんな思いで、どういうお酒を造っているのか、お酒そのものだけでなく、造り手の情報を発信していくことで、お酒をよりおいしく楽しんでいただけたらうれしいですね」。佐賀のお酒にとことん惚れ込んでいらっしゃる山田さんは、蔵元とのコミュニケーションを大切にして、みなさんに蔵元の魅力を伝えていきたいそうです。「佐賀のお酒は、旨味がありながらキレがあってジューシーな味わいが一番の武器です。蔵元も良い酒を造ろうという意識が高いので、今後はさらに佐賀のお酒は伸びてくると思いますよ!」。地元のお酒を誇らしげに話される山田さんは終始ニコニコと楽しそうな表情。
最後に、「日本酒の選び方が分からなければ、“The SAGA”のステッカーが貼られた認定酒を選べば間違いはないですよ」とのこと。佐賀のお酒は、造り手も売り手も良いものをみなさんに届けようという思いで一致しているのだと感じました。

山田晃史さん
[ 取材日:2013年5月8日 ]

「The SAGA認定酒」販売店

「The SAGA認定酒」が飲める店・買える店舗は、佐賀県酒造組合の運営するホームページより検索いただけます。

佐賀県酒造組合 SAGASAKEホームページ:The SAGA認定酒が飲める店・買える店

佐賀のお酒ポータルサイト 佐賀県酒造組合 SAGASAKEサイト

The SAGA認定酒