佐賀県産のおいしいモノ

小城羊羹(おぎようかん)

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佐賀が誇る羊羹ブランド・小城羊羹

佐賀県小城市の銘菓「小城羊羹」。現在、小城市には20軒の小城羊羹店が軒を連ね、“日本一の羊羹のまち”と呼ばれているほど。

城下町・小城で羊羹づくりが盛んになった理由には、昔、小豆やいんげん豆が盛んに作られ、名水百選にも選ばれた祇園川が流れているという立地、さらに江戸時代の鍋島藩で茶道の文化が発達し、お茶請けとして羊羹を受け入れる下地ができあがっていたこと、羊羹をつくる道具が発達した場所であったことが挙げられる。また、炭坑の多い地域だったため、疲れた身体に甘い物が重宝されたという話もある。

また、長崎街道も小城羊羹が生まれたルーツとして欠かせない。長崎を窓口に、オランダや中国との交易が行なわれていた江戸時代、輸入品の中で重要な交易品だった砂糖。九州北部を横断する長崎街道では、この砂糖文化が発達していたことから近年では、別名シュガーロードと呼ばれることに。
そのため、シュガーロードの途中にある佐賀にも砂糖を使った甘いお菓子の文化が広まり、小城羊羹は伝統的なお菓子として今に伝わっている。

もともとは、櫻羊羹や煉羊羹などと呼ばれていたが、「村岡総本舗」の2代目社長・村岡安吉氏が「小城羊羹」の商標で販売したことから、ブランド羊羹として全国に名を馳せるようになった。

一般的な「練り羊羹」もあるが、表面は砂糖が糖化したシャリシャリ感、内側はしっとりやわらかな食感の「昔羊羹」や「切り羊羹」、「断ち羊羹」と呼ばれる羊羹が特徴。小豆、砂糖、寒天を材料とした、昔ながらの伝統製法と職人技が今でもしっかりと受け継がれている。

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