佐賀県産のおいしいモノ

県産品画像 温泉美人

「温泉美人」や「伽羅柿(きゃらがき)」など、味にこだわった独自の柿を生産

秋が深まると庭先の柿が赤味を増していく。そして初冬には軒先に手作りの干し柿がゆれる。佐賀県の各地では、そんな昔ながらの心なごむ風景がよく見られる。

元々、佐賀県の柿の生産量は多くはなく、作付面積は県全体で約154ha(全国の作付面積21,600ha)ほどで、刀根早生、富有、松本早生などの品種が栽培されている。しかし作付面積は少ないものの、柿そのものはなかなかの個性的揃いだ。

例えば、佐賀県武雄市で栽培されているブランド柿「温泉美人」は、刀根早生や平核無(ひらたねなし)を独自の方法で“渋抜き”をしたもの。木の上でそのまま熟すのを待つので、その赤味は濃く深いのが特徴。まるで、武雄温泉に入って、ぽっと赤く頬をそめた湯上がりの女性のようだと「温泉美人」の名前がついた。サクッとしているのに、果汁がほとばしる食感が人気。年間で50〜60箱しか収穫されない貴重な柿である。

昭和44年(1969年)、昭和天皇がお召し上がりになり「おいしい」と喜ばれた柿もある。伽羅柿(きゃらがき)という品種で、樹齢が50〜100年になった時、やっと実に甘味が出てくるという不思議な柿だ。昭和天皇にお出しした伽羅柿は佐賀市富士町のもので、その樹齢は100年以上。以来、富士町の伽羅柿は県を通じて宮内庁に献上され、「皇室献上柿」と呼ばれている。

加工品の干し柿もおもしろい。特に佐賀市大和町の干し柿は、柔らかくモチモチとした食感で人気がある。背振山系と天山山系の山並みに囲まれた土地は寒暖の差がはげしい。この干し柿作りに適する気候を活かした干し柿作りが、古くから行われている。

出荷時期

出荷時期

主な出荷先(地方)

九州(一部関東にも出荷)

県産品一覧へ戻る